とくにアメリカにおける日本美術史研究のパイオニアである、コロンビア大学名誉教授の村瀬実恵子さんがお元気に参加してくださったことは、非常に幸せなことでした。その盛安本に捺された印章に関する鋭い質問に対して、私見を述べる機会が与えられたことも、忘れることができません。
14日はメトロポリタン美術館ササドーテ・ホールのウリス教育センターに会場を移し、ジョン・カーペンターさんの歓迎の辞に続いて、木下京子さん、迫村知子さん、モニカ・ビンチクさん、マシュー・マッケルウェイさんの発表からQ&Aへと移っていきました。シンポジウム終了後、みんなでランチを取りつつ盛り上がりながらも、別れの時は否応なくやってきました。
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