ところが訪ねてみると、5月12日が最終日になっているじゃ~ありませんか。つまり受講生が15日に僕の話を聞いたときには、すでに終っちゃっているんです。よく調べて計画を立てたはずなのに、またまたチョンボをやらかしていまいましたが、どうしようもありません。FBフレンドでもある島谷弘幸館長と畏友・朝賀浩さんに挨拶したあと、ゆっくりと拝見することにしました。
「僕の一点」は何といっても、海北友松の「浜松図屏風」ですね。『新潮世界美術辞典』に「浜松図」を求めると、つぎのように説明されています。
やまと絵系の画題で、海辺の松林を描く。海辺の景は平安時代の名所絵にしばしば描かれたが、伊勢(三重県)や摂津(大阪府・兵庫県)などの海岸を主題としながらも、場所の描き分けはほとんどなく、きわめて概念化されたものであったらしい。
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