京都国立美術館「京[みやこ]の刀 匠のわざと雅のこころ」<11月25日まで>(11月1日)
「古典の日フォーラム2018」の11月1日、午前中はフリーだったので、話題の京都国立美術館・京の刀展へ出かけました。到着したのは開館時間をちょっと過ぎたころでしたが、まず表門で行列、平成知新館入り口で行列、中に入って行列、エレベーターのところで行列――うわさに違わぬ人気です。展覧会の趣旨を、招待状から引用しておきましょう。
王城の地・京都では、平安時代から現在にいたるまで、多くの刀工が工房を構え、あまたの名刀を生み出してきました。これら京都で制作された刀剣は、常に日本刀最上位の格式を誇り、公家、武家を問わず珍重され、とりわけ江戸時代以降は武家の表道具として、大名間の贈答品の代表として取り扱われました。本店では、現存する京都=山城系鍛冶の作品のうち、国宝指定作品17件と、著名刀工の代表作を中心に展示し、平安時代から平成にいたる山城鍛冶の技術系譜と、刀剣文化に与えた影響を探ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿