冗談はともかく、八波浩一さんのカタログ巻頭論文「老いて、なお楽し――第二の人生を謳歌した禅僧・仙厓の隠居生活」を、高齢者はもちろん、若い方々にも是非お読みいただきたいなぁと思います。
「僕の一点」は、やはり「○△□」ですね。以前「前方後円墳」について独断と偏見をアップしたとき、泉武夫さんの説を中心に紹介したことがあります。そのとき、前方後円墳が実は○と△と□でできているという説があることを紹介しましたが、仙厓の「○△□」を一つのユニバースとみる鈴木大拙の解釈こそ、その前方後円墳○△□説に、思想的な補強を加えてくれることになるでしょう。
八波さんから、Daisetz Suzuki “Sengai, The Zen Master”
Faber & Faberのコピーをいただいたので、さっそく僕なりに訳してみました。拙いものですが、改めて前方後円墳問題を考えてみたいと思いますので、それに先立ってこれを紹介することにしましょう。
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