最後に「美術品が取り持つ文化交流 『蒐集する』という文化財保全」と題して総合討議が行なわれました。そこで登壇されたイセ文化財団の伊勢彦信さんのお話は、さすが実体験に裏づけられており、コレクションという美的行為の醍醐味に思わず引き込まれてしまいました。
「磁州窯掻落し牡丹文梅瓶」も男彦信乾坤一擲の作品だそうですが、そのスライドが映し出されたとき、お世話になった国華清話会の金沢特別鑑賞会を、僕は懐かしく思い出しました。床を飾るジョルジュ・ブラックの絶品が不思議に調和するあのお茶会とともに……。
新大阪駅近くのレストランで行われた打ち上げで痛飲、さらに聚美社の岡川聰さんと「のぞみ」のなかで二次会をやりながら、帰途についたことでした。
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